う〜ん、いまいちの写真だな〜。
(梅雨の川)
7月3日 林谷 曇り
木曜日から金曜日にかけて、ドッと雨が降りました。これまでの渇水の川を潤してくれたのはいいんですが、ちょっと降り過ぎ。少しは釣り人(フライマン)の事を考えて降ってもらいたいもんですね。

3日は雨も降らなかったので林谷の下流へ行きました。一応ダム上りのシラメ狙い。でもこの時期の「増水+曇り+肌寒い」日に、まともに釣れたためしがありません。30分竿を出して諦めました。
その後、バックウォーターへ。ここは、ポイントが小さすぎます。5分で終了。
今回は、淡白な釣り日記でした。

急に光が差し込んだ。
(牛道川の流れ)
7月10日 牛道川 曇り PM1:00〜4:00
今日は師匠と牛道川へ行ってきました。
この日はまず、バローでお買い物。そして車を走らせて現地へ到着したのが11時半。なんとも中途半端な時間だったんで、いきなりケーチャンです。それからキャプテンビールも頂きました。この時点で、もう、そこそこ満足してます。
次に師匠が、飯盒で「鳥釜飯」を炊き始めました。まあ、普通の、お米+レトルトのやつです。それでまあ、ビールを飲みながら待つ訳ですが、火にかけて5分もしないうちにコゲ臭くなってきた。慌てた師匠は、飯盒の蓋を開けて、まだたっぷりの水につかったお米を箸でかき回し始めた。そして「お〜、焦げとる!!」なんておっしゃる。
ちょっと師匠、飯盒ご飯って、炊き上がるまで、絶対フタとっちゃあイカンのんでないの?
その後の師匠は、何回もフタをあけて、多少お粥っぽくなった鳥釜飯をぐるぐるかき混ぜて、ようやく出来上がり。これは、「炊く」というより「煮る」に近い。でも、結果的には美味しく食べられました。野外で作れば、おおよその物は美味しく頂けます。

さて釣りです。
先週からの雨で、川の水は増水で安定してしまってて、こうなると増水で流れるべき川虫は、すべて流れ切ってしまってるし、この梅雨寒の天気だから、陸生昆虫の水没・流下も期待できません。まあ、釣れそうもないって事です。
でも、川に入ってすぐに、師匠がパタパタと3匹釣って、私も2匹釣る。サイズは小ぶりです。これは以外に釣れるか・・・!と思ったものの、その後はさっぱり。師匠が、得意のミミズで川底を舐めるように流しても、仔アマゴがツンツンするだけ。私のドライを小ポイントに浮かべると、時折仔イワナが絡むだけ。
やっぱり今日は、予想通りの「釣れん日」でした。

水場と日陰がここしかなかったんで、道路脇での昼食。ご通行の方々、失礼しました。
(自転車釣行のひとコマ)
7月18日 日の谷 晴れ PM0:00〜6:00
まずは上の写真のですが、どうにも中途半端ですね。説明しますと、「昼食後、各人の自転車を乗り比べてる師匠と船長」の図です。そんな訳で、今回は、そのお二人との自転車釣行です。

朝10時に掛軸店に集合し、計画性の無さやら健忘症の結果、現地到着(夢の架け橋のちょっと先)は12時。いきなり昼食です。
この日のメインはケーチャンではなく「いかスタミナ漬け」(右写真)。イカに唐辛子をまぶして、何かのタレに漬け込んである。スタミナというからにはニンニクも入ってるんでしょうが、その味は感じられません。それをキャベツと一緒に炒めて食す。イカはピリカラでビールに好く合います。ただ、キャベツはキャベツの味しかしません。やっぱり、キャベツを美味しく食べるにはケーチャンが必要ですな。

ところで、このイカなんですが、これにはプリン体が一杯入ってるらしい。我々は「プリン体」がとても怖いのだ。でも皆さんご安心を。口から入ってくるプリン体なんて微々たるモンで、本当は体内で勝手に作ってるんだと(余計に怖いが・・)。だから安心して肉やらイカやらを食いましょう。
そして尿酸値を下げてくれるバナナ・キャベツ・大根・大豆(アルカリ性食品)なんかを一杯食いましょう。
ただし、アルコールは肝臓に作用して、どんどんプリン体を作ってしまうので、困ったところです。

続いて師匠の飯盒ご飯。今回は弱火でコトコト炊き上げる。すると、僅かなおこげを残して、ふっくらおいしいご飯が出来上がりました。正直申し上げますと、今まで師匠が炊いた飯盒ご飯の中で最高の出来あがりだったと思います。
そのご飯は、ゆず味噌と味噌汁で頂く。私たち郡上人は味噌が大好きなんです。でも、坂東英二の言うとおりカレーに味噌を入れちゃイカン・・・、と、思う。

さて、ビールも飲んでご飯も食ったし、そろそろお昼寝がしたいところです。でも今日の目的は自転車釣行なんで、そろりと自転車にまたがる。目的地は12km先の日ノ谷。ダム湖沿いの道は平坦で快適に走れました。
ウェーダーがないと、川歩きが大変苦労する。その日ノ谷は写真のような平らな谷。所々に淵もあります。ただ、やはり昨年に比べると小砂利で埋まってますね。水位はやや増水かな。くもの巣も先行者が払ってくれたようで全くありませんでした。
谷に降りてすぐに師匠が1匹釣りました。次に船長が2匹。最初は順調でしたが、その後さっぱり。私は・・・、ボウズ。小1時間で釣りは終了です。
帰り道も、まずまず快適。ただ、船長の自転車はマウンテンバイクだったのでクロスバイクの私や師匠よりは、やや疲れたかも知れません。実際「ケツが痛い」とボヤイてました。

今日も1日、楽しゅうございました。

(暑さの厳しい折、皆様ご自愛下さいませ)
7月23日 九頭竜川 曇り AM11:00〜PM4:30
暑中お見舞い申し上げます。
日々、蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
クーラーの冷気と屋外の暑さで体調を崩しがちですが、くれぐれも夏カゼなどひかれませんように・・・。

この日は九頭竜を釣りました。まずは田茂谷。
ここは以前、ヤナギだらけ・くもの巣だらけの谷でした。しかし、あえてそんな中へ突っ込んで行くと、そこそこのイワナ達と遊べる所でした。しかしここ数年の大雨の影響の為、そのヤナギはドッと流されてくもの巣もごく僅か。所々に淵も出現してて、あと2年もすれば以前以上の安定した渓流となる事でしょう。ただ現時点では大雨で荒れた谷ではあります。
ここでの釣果は0匹。時折魚は出るものの、なかなか乗りません。稀にフッキングしても、すぐバレる。これは先行者の影響と言うよりも、真夏のシブい渓流になったという事でしょう。ここは1時間半で退散です。

その後、国道下に移動。ビールを片手に河原に降りて、おもむろに文庫本を取り出す。
私は現在では、川でのお昼寝を至上の喜びとしておりますが、その前は瀬音をBGMにした読書が好きでした。今日はちょっとソレを思い出しました。本のタイトルは「兜町物語」。清々しい渓流とはミスマッチですが、これぞ男の物語。ワクワクします。

ビールも切れたんで釣り開始。
この谷も、やはり荒れてます。魚影も薄い。そしてようやく二又の所で22cmのアマゴが釣れました。とりあえず、ボーズは免れました。

さて、台風の影響が心配です。